機能概要・使い方

指導報告書について ─ 書き方・運用のヒント

概要

指導報告書は、先生が記入する生徒指導の記録です。生徒が塾に来た時に記録しておくと、Web上でいつでも先生と生徒・保護者とのやり取りができるようになり、指導内容の明確化・透明化が図れます。

公開・非公開の設定ができるので、最初は先生が書いたものは非公開にして下書き扱いとし、教室長が確認の上で公開に変更するということもできます。

指導報告書の目的

指導報告書は、主に個別指導の学習塾において、塾・生徒・保護者をつなぐ重要なコミュニケーション手段です。また、指導報告書を長期に渡り蓄積することで、貴塾にとって大切な財産となります。”しっかり管理する” 貴塾の強みを支援するツールです。

貴塾にとってのメリット

  • 定期的な保護者への授業実績の報告をすることでコミュニケーションの機会が生まれ、授業へ反映することでロイヤリティが高まります。その結果、想定外の退塾者が減少します。
  • 授業回数(出席・欠席・遅刻)の把握をすることで、効果的な生徒への声かけ・保護者への連絡ができます。
  • 講師が作成する指導報告書の内容を点検することで、課題指示を含めた授業品質の管理ができます。
  • 受け取った指導報告書をもとに、授業の進度・課題の量と質・評価の整合性などを点検し、フィードバックをすることで講師の指導力向上にもつながります。
  • 急な担当変更があっても、指導報告書が生徒のカルテとして機能し、スムーズな引き継ぎができます。

生徒にとってのメリット

勉強が苦手で《何を・いつやったらいいのかわからない》生徒でも、次回の授業までにやるべき勉強内容(授業の復習・宿題)とタイミングが明らかになり、学習効果が上がります。

保護者にとってのメリット

多くの保護者が抱える「うちの子はちゃんとやっているのか?できているのか?何をやっているのか?」という不安に対して、ケアすることができます。

本機能の概要

  • 指導報告書を新規に作成する際は、まず生徒台帳で対象の生徒を選んでください。⇒ 対象生徒の《報告》アイコン・《書く》ボタンを押します。
  • データ入力画面は4ページに分割されていて、ページ移動毎に自動的に保存されます。
  • 申し送り事項は、生徒・保護者には公開されません。講師間での情報共有や引き継ぎにご活用ください。
  • 指導報告書は、様々な条件で検索することができます。

① 授業前に入力する項目

授業日、教科・科目

授業区分

授業の回数管理にお役立てください。

② 授業開始時に入力する項目

出席の状況、宿題の実施、宿題の理解度

授業開始時に生徒と一緒に確認してください。

③ 授業終了後に入力する項目

使用教材、単元名・授業内容

書き方サンプルを参照したり、《学びエイド 公式単元表》から転記することもできます。

授業で扱った問題

ページ数や問題番号を記入してください。授業の復習するところが明確になります。

授業内容の理解度・授業中の学習姿勢

普通を3として、5段階で評価してください。数値が大きいほど良好とします。

課題/今後の対策・見通し

何が弱点で、どうすればいいのかアドバイスを入力してください。

次回の授業予定日

授業内容

書き方サンプルを参照したり、《学びエイド 公式単元表》から転記することもできます。

保護者の方へ

家では見られない塾での様子や、担当としての意気込みを伝えてください。

申し送り事項

申し送り事項は、生徒・保護者には公開されません。講師間での情報共有や引き継ぎにご活用ください。